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EsIdea -仕事について考える-

仕事や心理について

心を疲弊させる悪意

ダブルバインド(二重拘束)

ブラック企業を渡り歩いていると、人の心がどうすれば壊れていくのか、疲弊していくのがが分かるようになる。

そのうちのひとつとしてダブルバインド(二重拘束)がある。このダブルバインドの酷いところは、恐ろしく人を揺さぶるという点で、その手のやり方に慣れていない人だと短期間で正常な判断力を失いかねない。

具体的には、「自主的に行動しろ」と「指示があるまで動くな」という2つの指示を交互にだすようなものである。自主的に行動を起こしたら、勝手に動かないように注意をし、指示があるまで待機していたら、自主的に行動するように注意するというような感じだ。

不機嫌な女性に「放っておいて!」と怒られたと思えば、放っておくと「なんで放っておくのよ!」と怒られるようなものである。

やられた方は、恐ろしくストレスがかかる。そして2つの矛盾した指示に揺さぶられ続けて何が正しいのかわからなくなり、怒られるたびに萎縮していく。判断力と自信が失われていき、最終的にはその人の言うことにすべて従うようになってしまう。

無意味な仕事

無意味な労働は効率よく人を疲弊させる。例えば社内の物を無意味に移動させるだけの仕事だとしたらどうだろうか?やりがいは感じられないし、感謝もされない。それで給料が出るような会社はないと思うが、会社を辞めさせたい社員にそういったことが行われることは多々ある。

おそらく、「無意味な仕事をさせるほど、我々にとってあなたの存在は無意味だ」というメッセージなのだろう。単に管理職が無能なだけかもしれないが…

社内失業

やることが何もないと言う状態。ただの嫌がらせというパターンもあるが、社内が管理されていない無法地帯な会社でも起こりうる。

私の場合は社内政治的に他部署の仕事を手伝ってはいけないけど、自部署では仕事がない。というようなつまらない理由だった。仕事は与えないけど、仕事を取りに行ってもいけないというダブルバインドでもある。

過剰目標

達成不可能な目標を与え、月時報告でその未達を叱りつける。毎月避けられない処刑台に向かっているような気分になる。もちろんやる気も失せるので成績も上がらない。出来ない理由やこうすれば可能というような相談は一切無視される。

悪意

正常な判断力を持つ人なら、これらが無意味であることがわかるだろう。恐らくそういう方法を過去されて、それを継承しているか、それをすることで何かの欲求を満たしているのかもしれない。そこにその人達の心の闇があるような気がしてならない。もし、こういうことをされて、周囲が止めようとしないのならその組織は恐らく末期なのだろう。個人の力で組織を改革するのは難しい。気力が尽きる前に環境を変えることをおすすめする。