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EsIdea -仕事について考える-

仕事や心理について

残業について考える

残業は悪か?そういう問い自体無意味なのかもしれない。なぜならどちらにもなりうるからだ。労働基準法の改正が騒がれているが、実際の所あまり意味ないのではないかと思っている。

なぜなら、労働者が進んで残業をしている場合は収入が減る可能性があるし、なかば強制でやらされているようなブラック企業では是正されないからだ。

割りを食うのは適正に進んで残業代をもらっていた人なのではないだろうか?

世の中のは星の数ほどの会社があるし、それをすべて監視する労働基準監督署の人員は3,000名に満たない。その全てが献身的に活動しないことを考えてもかなり絶望的な数字だ。本気で規制するのであれば最低でも1万人ほどは必要だろう。

残業は本来必要ない

しっかりとしたビジネスモデルがあり、マネジメントが行き届き、人事が仕事をしていれば、日常的な残業は発生しない。日常的な残業が発生するのは、ビジネスモデルが貧弱で、マネジメントができておらず、人事が機能してないからだ。

ビジネスモデル

ビジネスモデルはどれだけの労働力でどれだけ儲かるかということだ。少ない労働力で儲かれば儲かるほど、資金に余裕ができるので、残業が発生する可能性は低くなる。

しかし、逆に言えば労働力を安く叩けば叩くほど利潤が取れるので、会社方針によっては残業地獄になりかねない。

マネジメント

管理が行き届かなければ仕事をうまく割り振りすることが出来ない。誰がどれだけ働いているのか?その仕事に向いているのか?仕事量は適切なのか?そういった管理ができていなければ、ある人は残業が発生し、ある人は定時でいつも帰宅するというような状況になりかねない。

人事

人事がしっかりと組織を形成できるように計画的な採用をしていれば残業は起こりにくい。適切な人材を適切な仕事に就かせることが、人事の仕事だからだ。ただ前述したふたつが機能しなければそれも難しくなる。

規制することが最善なのか?

おそらく、こんな規制をかけても残業の状況は改善されないだろう。東証1部上場企業などの目立つ部分では改善されるかもしれない。そして、それを数値化して規制がうまく言ったと公表するだろう。そして、恐らく本当に苦しんでいる人々は救われない。

本当に改善をするのなら、優遇措置するほうがよいかもしれない。残業をさせるよりも、新しく人を雇ったほうが得になるシステムを作るのである。そして労働者からの違反通告があったら、事実関係を確認し、その優遇措置を打ち切るようにする。

そうすれば企業側も迂闊にサービス残業などさせないだろう。

 残業は悪ではない

適切な報酬を支払い、労働者側に選択の余地があるのであれば残業は悪ではない。悪なのは、労働者側の弱みにつけこんで、強制的に労働を強いる一部の経営者である。そしてその経営者を許している社会や政治が一番の問題なのである。

労働者側も、そういった企業でしか働けないことを恥じるべきだ。以前の記事にも書いたが、ブラック企業を支えているのはそこで働く労働者である。

shigoto-toha.hatenablog.jp

そもそも、ろくでもない残業を強いる企業など勤めなければいいのである。